もう「いい人」にならなくていい!―ラクな心で生きるための七章
著者/訳者: 香山 リカ/ 出版社 : 海竜社 出版日 : 1999/04 |
- 本当の私、もう一人の私。という自己愛幻想を肯定するビジネス
- 精神化用語を安易に使う人たち、逃避
- 患者に死なれる精神科医
- 戦争論にはまる若者、かつての保守たたきの裏返し
- ボクは宇宙人「ケケケケ」
- 育てゲーが今になって流行
- できる女性の自問自答、「もし男に生まれていたら。」ひとつの防衛策は過剰なまでの女性らしさの強調、谷間女、チーママ・スタイル
- シングルマザー、ヒステリーといった解決
- かつてないほど文化的、ポケモンの勝利。
- 憑依妄想、現代は狐つきは減少し、「隠しマイク」「放射線」「テレビ」「電波」
- コンピューターがかつての霊的現象と同じ位置を占める
- 「いまどきの友達作り」「目の前にある今だけを切り取りたい、それ以外に用はない」
- 「持続する永遠の一瞬」
- サイコセラピーは聞くこと。教科書的な解説をしない。「たいしたことはない」「図太くなってがんばれ」「慰め」「激励」「がんばれ」は禁物
- 「死なずにここにいてくれて、ありがとう」そして、「透明な存在」とは
- 自称カウンセラーの原因、統一した資格や呼び名がない。
- 恐怖心は自分の心のうちにある
- 昔は良い子だった。いまはその成れの果て、普通の人
- 他者との語らいの中でしか生きられない
- カラオケボックスに行くということは、もうどこにも行かないということだ。
- 死にゆくプロセスを共有する