宇多田ヒカルの作り方


宇多田ヒカルの作り方

著者/訳者: 竹村 光繁/
出版社  : 宝島社
出版日  : 1999/09

宇多田ヒカルのなんだか変ではあるがそれでいて何度も聞きたくなるビブラートの正体を解説した本。
 というより筆者の意図としては、音楽が嫌いになるような幼児教育はやめてほしいと言うのが本当の狙い。
音楽教室絶対音感とあれほどやかましく言う割には、絶対音感は必ずしも必要なものではないと言いきった人は初めてだ。
というより、売れっ子のミュージシャンやアレンジャーを論理だって糞みそに言う人も初めてだ。こんなことを言って彼に仕事はあるのだろうか。
著者は日本の音楽業界は腐りきっているとおっしゃってますが、才能がモノをいう世界だと思われているところはどこでもそうです。圧倒的な差がある人と要領のいいやつだけが地位とお金にありつけます。