デフレ繁栄論 日本を強くする逆転の発想


デフレ繁栄論―日本を強くする逆転の発想

著者/訳者: 唐津 一/
出版社  : PHP研究所
出版日  : 1995/08

多くの経済評論家は統計を見てものを言っていない。
円高が日本の産業に与える影響は大きくない
海外への工場移転は10年周期で活発になる。.
デフレで困るのは、金融や不動産業であって、生産を行う産業は困ったりしない。
輸出はGDPのわずか9%に過ぎない。
公共投資関連も9%、民間設備投資が15%、住宅が7.2%、個人消費は57%と巨額。
個人の出費のうち最大のものは雑費
組み立てられた製品は分解すればわかるが、機能を持った部品は分解しても作り方がわからない。
技術のノウハウ

  1. 何を作るのか ゼロから発明しなくても、既存の技術の用途開発
  2. どのようにつくるのか ノウハウは現場から
  3. どうやって売るのか

ボトルネックは商売のタネである。日本の5つのボトルネック

  1. 生産性の低さ
  2. 国際化
  3. エネルギー問題
  4. 資源問題
  5. 環境問題