さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学


さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学

著者/訳者: 山田 真哉/
出版社  : 光文社
出版日  : 2005/02/16

  • 企業は継続する(ゴーイングコンサーン
    • 継続のためには利益
    • 利益は売り上げから経費を引いたもの、利益を増やすには売り上げを伸ばすか経費を減らすしかない
    • 節約した気になっているだけのことがある。
    • 節約は率ではなく絶対金額
  • 商売の原則は等価交換
    • 連結経営=本業に密接にかかわる副業
    • 相乗効果、自社の技術を生かせる新規事業
    • 投資は、ローリスクハイリターンを狙う。得意分野で予算内
  • 在庫は少なければ少ないほど良い
    • 在庫コスト
    • 資金繰りのショート→倒産
    • まとめ買いは必ずしも得ではない。必要なものを必要なだけ買う
    • いつか使うかもは大体ムダ
    • 期限を設けると捨てやすい
  • 機会損失(チャンスロス)
    • 実際に得られなかったものはゼロではなくマイナス
    • 品切れは余るのと同じくらい怖い
    • 目標を実現できそうなラインより少し高めに設定する
    • 繰り上げ返済、保険の見直し、あやしい
    • 会社と個人では負債の前提が全く異なる
    • 会計は見えないものを数字化することができる。
    • 数字には説得力がある
  • どの店も回転率で稼いでいる
    • リピーターを作らない限り回転率は落ちていく
    • 人脈は名刺をまいても作れない
    • 監査は割り算をつかって率を求めることで真実をあぶりだす
    • 木をみて森を推測する(リスクアプローチ)
    • ポイントを絞ってみる。絞り方のコツは「大きいもの」に絞る
  • 現金の流れ(キャッシュフロー
    • キャッシュフローが良いというのはお金があるということ
    • キャッシュフローは現金しか考慮に入れていない。利益には負債なども含まれる
    • お金があることと儲かっていることは別次元の話
    • 複数の視点で企業を見る
    • フリーキャッシュフロー=自由に使えるお金の額 会社の中長期的な力の指針
    • フリーキャッシュフローを常にプラスにしておく
    • 大局をつかむこと
  • 数字のセンス
    • 会計は加減乗除のみ
    • 会社を見るうえで注目すべきは去年との比較
    • 割り算して単位をそろえて比較
    • 特定の数字を定期的に抑える
    • すべての状況を均等に見ようとするとワケがわからなくなる
    • センスをつかむには日常のちょっとした数字にも気を配る
    • 数字の背後にある意味をつかむ