環境問題はなぜウソがまかり通るのか

第1章 資源7倍、ごみ7倍になるリサイクル
ペットボトルはリサイクルさていない。分別収集後に一般ごみと一緒に燃やされている。

第2章 ダイオキシンはいかにして猛毒に仕立て上げられたか
ダイオキシンの毒性は、モルモットでの実験結果を人間の体重比で考えただけのもの。
 ベトナムでの枯葉剤散布で全土から被害者が出るはず。
 ユシチェンコ氏、最初からダイオキシンと決め付けている
 セベソでの化学工場事故で奇形児を恐れて人工中絶した人々。
環境ホルモン報道はなぜ下火になったか。

第3章 地球温暖化で頻発する故意の誤報
 地球温暖化騒ぎの元になったそもそもの仮想記事とは 1984年元旦の朝日新聞
 南極大陸の気温はむしろ低下していた
 北極の氷は浮いているので、たとえ溶け出しても海面は上昇しない。
 京都議定書は無意味である。

第4章 チリ紙交換屋は街からなぜいなくなったのか
 熱帯雨林を守りたいのに、北方から来る紙の原料となる木材を節約する。
 ボランティアと官が作業することで、古紙の値段は安く一定になった。
 毒性のなかったDDTの追放により、アフリカではマラリアが猛威を振るっている。

第5章 環境問題を弄ぶ人たち
 「環境トラウマ」に陥った日本人、1970年をピークに大気はきれいになったのに
 本当の環境問題の一つは石油の枯渇 石油がなくなれば地球を再温暖化する手段がなくなる。

武田邦彦 (中部大学)

反論
地球温暖化問題懐疑論へのコメント