「分かりやすい説明」の技術
著者/訳者: 藤沢 晃治/ 出版社 : 講談社 出版日 : 2002/10/23 |
脳の仕組みをまず説明して、それに沿う形でさまざまな手法を紹介してある。
説明がうまいな、というか納得してしまった。
それにしては、内容が記憶に残っていない。だめじゃん。駄目なのは俺か。
巻末に要点がまとめてある。
- ルール
- タイムラグの存在を知れ。
- タイムラグを短縮せよ。
- 「間」を置きながら、しみいるように話せ。
- 具体性と抽象性のバランスをとれ。
- 説明もれに気づけ。
- 情報構造を浮かび上がらせよ。
- キーワードを使え
- 論理的な主張をせよ。
- 聞き手が知っている事例にたとえよ。
- 聞き手の注意を操作せよ。
- 聞き手を引率せよ。
- 繰り返しの劣化に注意せよ。
- 持ち時間を守れ。
- 聞き手に合う説明をせよ。
- 聞き手を逃すな。
以上のような内容ではあるが、やはり本文を読まないと意味がよくわからない。
紙に書く代わりにキーボードから打ち込んでみたのだが、効果があるのだろうか。
こうやって読書メモを書いているのも、この本の影響なのだ。文書を書かないと
どんどん下手になるからね。あるいは、本を読むときにも、説明の手法について
気をつけて読むようになった。そういう意味では影響を受けているのか。
作者の藤沢晃治氏のページはこちら。
http://plaza20.mbn.or.jp/~fkohji/
あまりにも大胆な構造にびっくりしました。