7つの習慣 成功には原則があった!


7つの習慣―成功には原則があった!

出版社  : キングベアー出版
出版日  : 1996/12

古本で買っているので発売当時のことは創造でしかないが、
おそらくはさまざまなハウツー本に影響を与えたのではないかと思う。海外では1000万部、でも日本では脳内革命に勝てませんでした。
 最初に読者に質問を投げかけて、一緒に考えながら正解を導き出す表現方法はすばらしい。引っ掛け的質問に、何度も引っかかってしまう。
 

[内容]
1.パラダイムと原則について
 人格主義との成功
 ガチョウと黄金の卵(PerformanceとPerformance Capability)
2.私的成功

第一の習慣
主体性を発揮する
自己責任の原則
自分ではどうにもならないことに集中する反応的な生き方より主体的な生き方をしよう
関心の輪の中の影響の輪を広げる
第二の習慣
目的をもって始める
自己リーダーシップの原則
リーダーシップとマネージメントは違う
自分のミッションステートメントを持て
原則を中心にすえろ
家族、組織のミッションステートメントも作れ
第三の習慣
重要事項を優先する
自己管理の原則
時間を管理しよう。緊急度と重要度の2つの次元から4つの分類を作る
緊急ではないが重要なことをないがしろにするな。デレゲーション(権限委譲)は使い走りでは意味がない。

3.公的成功

  • 信頼残高を増やせ
    • 1)相手を理解しろ
    • 2)小さなことを大切にしろ
    • 3)約束を守れ
    • 4)期待を明確にしろ
    • 5)誠実さを示せ
    • 6)信頼残高を引き出したら誠意をもって謝れ
第四の習慣
WinWinを考える
人間関係におけるリーダーシップの原則
自分も相手も勝つということ
人格、関係、合意、システム、プロセスの順
第五の習慣
理解してから理解される
感情移入コミュニケーションの原則
押し付けや自叙伝では伝わらない。
1)相手の話の中身を繰り返す
2)話の中身を自分の言葉に置き換える
3)相手の感情を反映する
ギリシャ哲学. エトス(個人の信頼性),パトス(感情移入),ロゴス(理論)ロゴスを重視しすぎるな
第六の習慣
相乗効果を発揮する
創造的な協力の原則
カオス寸前の状態がベスト
シナジー
第3の案
相違点を尊べ
第七の習慣
刀を研ぐ
バランスの取れた自己再新再生の原則
1)肉体的側面...ちゃんと食って運動しろ
2)精神的側面...静かな時間を持つ
3)知的側面...教育、本を読め、日記を書け、スケジュールを練れ
4)社会・情緒的側面...コミュニケーション、相互依存、奉仕活動
毎日少なくとも1時間
上向きの螺旋

子孫のために流れを変えろ、脚本を書き直せ、悪い習慣は断ち切れ