マネー革命 2
出版社 : 日本放送出版協会 出版日 : 1999/04 |
この2巻は前半は先物取引の始まり、後半はブラックショールズ方程式を中心にすすめられている。
CMEで通貨先物取引市場を作ったレオ・メラメッドがユダヤ人でリトアニアから杉浦千畝のビザをもって出国した。
フリードマンの後押しもあって、世界初の金融先物市場を作った
ニクソンショックは1945年8月15日10時(日本時間)
- 金ドルの交換一時停止
- 10%の輸入課徴金
- 90日間の賃金物価の凍結
ブラックショールズ方程式のところでは、これでもかとばかりにノーベル賞学者が登場する。
このときの放映は見ていたはずなのに記憶に残っていないのが口惜しい。
LTCMの破綻の前後という歴史的な大事件があったにもかかわらずだ。
- ハリー・マーコビッツ
- ポートフォリオ理論
- ウィリアム・シャープ
- ベーター理論
- フィッシャー・ブラック
- ブラックショールズ方程式
- マイロン・ショールズ
- ブラックショールズ方程式
- ロバート・マートン
- ブラックショールズ方程式の正当性を証明
- ジャック・トレイナー
- ブラックの師匠
- マートン・ミラー
- ショールズの師匠
- ポール・サミュエルソン
- ロバートマートンの師匠 サミュエルソンの理論
伊藤博士:伊藤の定理。マートンがこれを使ってブラックショールズ方程式を証明
確立解析のルーツ
ブラックショールズ方程式はσの値(すなわちボラティリティ)が決まればあとは自動的に求められる。
方程式自体はむずかしいものではないが、それを導き出すのはかんたんではない。