デジタル感性 21世紀の感性、21世紀の社会
著者/訳者: 谷口 正和/ 出版社 : 産能大学出版部 出版日 : 1999/04 |
「〜とかけて、〜と解く。そのこころは」という大喜利のねたがあるが、この本はまさにそれ。
「少年サッカーとかけて、SOHOと解く。そのこころは組織に依存しない」とか、群れをなすカラスとか、冒険番組になった電波少年とか。
GIFはJPGに取って代わられるというあたりから、もうあほかと思ったが最後まで読んでしまった。
コンピューターとインターネットを使いこなす人々を全面肯定するだけの本なので、お世辞に弱い人なら
読んでいて気分がいいかもしれないが、ひねくれ者のおいらには、気持ちが悪い。
後講釈というのがあって、勝負の後からあれはどうだったとか、あれはよくないとか言う人がいるが
そういう人は、表面的なことしか捕らえていないので、その話を聞いても何の役にも立たない。