おもわず人に話したくなる「日本語」の本


おもわず人に話したくなる「日本語」の本

著者/訳者: 雅 孝司/
出版社  : PHP研究所
出版日  : 2001/08

 他人の日本語の間違いというのは、気がつかなければよかったと思う。
本題に神経を集中したいのにそれが気になってしょうがないから。

なるほどとは思ったが、他人にこんなことを言ってもいやなやつと思われるだろうなと思った項目。

  • 平等、公平、対等のちがい
  • こどもと友だち
  • 盗聴と傍受
  • ばーるのようなもの
  • やおらとおっとり刀
  • なしくずしの意味
  • あわやと暁
  • とんかつとポークかつ
  • 人民の政治
  • 「がんばって」むやみに使うな
  • 「場」は時、「年」は空間
  • 思うと考えるの違いは、クイズとパズル

あまり面白くないパズルが少々中に入っている。本業はパズル作家の人らしい。でも枚数稼ぎにしか見えないほど、この本の内容は薄い。

求めていたものは、例えば正しい日本語を守る会のような笑えるツッコミだったのに。