変化をさぐる統計学 データで「これから」をどう読むか


変化をさぐる統計学―データで「これから」をどう読むか

著者/訳者: 土金 達男/
出版社  : 講談社
出版日  : 2001/02

統計の本は難しくてたいてい途中でギブアップするが、この本はやさしくて最後まで読めてしまった。

分析する手順

  1. 回帰モデルを作る
  2. 回帰分析をする。当てはめたとき誤差が5%以下であればモデルは正当
  3. 係数の標準化をおこない、どれが大きな要因か見る
  4. うまくいかないときは原因がお互いに独立していることを確認
  5. 検証には誤差も確認
  • 誤差同士に相関がないこと
  • 誤差は5%以下
  • 説明変数のばらつきを示すt値(誤差を標準偏差で割った値)が±2以上であること
  1. 複雑な因果関係はパス図を作ってAMOSというソフトに解析させる。
  2. より複雑なモデルはニューロネットワークを使う

予測が外れるのは、楽観的主観が入っているのと構造モデルの変化に対応できていないから。
朝野熙彦先生のレコード売り上げモデルは面白い
AMOSはSPSSから買う。というか高っ!
http://www.spss.co.jp/