大阪学


大阪学

著者/訳者: 大谷 晃一/
出版社  : 経営書院
出版日  : 1994/01

「すきやねーん、おおさか」といった、関西ローカルのTVで流れているような内容かと思ったら、意外にも(失礼)ちゃんとした郷土史だった。
 この作者の本が次々と売り出されている。地元意識の強い人は地元の歴史を知らないというパターンに当てはまったのかも。
大阪は繁栄と停滞を繰り返してきた。景気を上向けるのは外部の力、すなわち近江商人とか中国、朝鮮人とかの流入により持ち直している。
これは意外ではあるが重要なことではないかと思う。