仕事に活かす「雑談」の技術
著者/訳者: 生井 利幸/ 出版社 : 同文舘出版 出版日 : 2002/11 |
作者の生井利幸氏は1964年生まれ、おいらより1つ年下で海外の大学で講師をやったり、研究員勤めながら、生き方についての本を書いている。かたやそれを読むおれ。どこで人生に差がついてしまうんだろう。
前半の半分は雑談は無駄ではないという説明に費やされている。
後半のさらに後ろ半分は、雑談がうまいとどんないいことが起こるかかいてある。
具体的な技術としての内容を書いてあるのは、1/4にも満たない。
- 技術
- 間のとり方を覚えよう。
- 声のトーンの工夫をしよう。
- 声に出して本を読もう
- 明確な発音をしよう
- テープにとりながら話してみよう。
自分が話しているのをテープにとる、それもビデオに収めるともう恥ずかしいやら情けないやら、100万回ぐらい自分の存在を消したくなる。役者やアナウンサー以外でこれに耐えられる人を私はしらない。というか絶えられないのは俺だけ?
例文として挙げられている雑談の内容は寒い。我慢して聞く相手というところだ。
唯一引っかかった言葉が、「雑談をしないのは相手に対する思慮が足りない」という意味の言葉だ、でもうる覚えだけどね。