大前研一敗戦記
著者/訳者: 大前 研一/ 出版社 : 文芸春秋 出版日 : 1995/11 |
この人はオイラが子供のころからテレビでコメンテーターをやっていて「マッキンゼー日本支社の大前さん」と紹介されていた。
会社の名前がないとだめな人と思っていたが、よく考えてみたら日本では無名だったマッキンゼーをここまで有名にしたわけで逆だった。
見た目は怖そうで、逆らったら徹底的にやり込められそう。気が短いように思えたが、この本を読んだら全くそのとおりだった。
選挙後は変わったと本人は書いてます。
マスコミに逆らったら勝てない。というか、マスコミの権力大きすぎ。その点青島はマスコミの使い方がうまかった。ドクター中松の提案は爆笑だった。
「政策なき政権争い」というのは「バールのようなもの」と同じくいつまでも使われる言葉なのだなと思う。
政策としての提案は、正直いってあまりピンとこない。10年近く前の話しだし。