ぼくはこんな本を読んできた 立花式読書論、読書術、書斎論
著者/訳者: 立花 隆/ 出版社 : 文芸春秋 出版日 : 1995/12 |
小説はドキュメンタリーに勝てない。
さらに映像メディアには活字メディアは太刀打ちできない。
というあたりが印象に残った
あとは、書斎の紹介だの秘書選びだの猫ビルの中身だのどうでもいい。
書評の中には読んでみたいと思わせるものもあったが、それは無理というものだ。
今の時代に5年の歳月を超えられる本など、ごくわずかしかない。
実戦に役立つ14か条
- 金を惜しまず本を買え
- ひとつのテーマについて、類書をあたれ
- 選択の失敗を恐れるな。授業料だと思え。
- 自分の水準に合わないものは無理して読むな
- 読みさしでやめる本も、ページは最後までめくれ
- 速読術を身につけよ
- 本を読みながらノートをとるな
- 人の意見やブックガイドに惑わされるな
- 注釈を読み飛ばすな
- 読むときには猜疑心を忘れるな
- オヤと思うことがあったら、著者の情報の出所や判断の根拠を考えよ。
- 何かに疑いを持ったら、オリジナルデーターまで疑いをおしすすめよ
- 翻訳書でよくわからない部分に当たったら、誤訳を疑え
- 何をさしおいても本を読む時間を作れ。